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病院紹介当院の治療方針

「心の病は薬を飲めば解決するのか?」
こういう疑問を持たれている方は結構多いと思います。

従来の西洋医学では、原因や症状に直接作用する薬物を投与することで病気からの回復を図る手法がとられてきました。皆さまも、風邪をひけば風邪薬、胃の具合が悪くなれば胃腸薬を何の抵抗もなく服用すると思います。しかし、よく考えてみてください。病気を治しているのは本当に薬の力だけなのでしょうか。

当院では薬物も必要に応じ適切に使用しますが、うつ病をはじめとする心の病がそれだけで治るとは決して考えてはいません。自分らしさを取り戻すことこそがうつ病の患者さまには大切であるという考えに基づけば、薬の力ではその方の内面まで変えることができないからです。

当院が推進しているホリスティック医療では、治療のゴールを「自発的幸福の獲得」と定義しています。我々が普段願う幸福は、「給料を増やしたい」などその時の状況や他者と比べての優越感で発生する一時なものが多いですが、これらは永続してその人の心を癒し続けるものではありません。自発的幸福とは、文字通りその人の内面から自然に湧き出てくるものであり、その時の状況や運、不運に左右されないものです。

それでは、この自発的幸福はどうすれば獲得できるのでしょうか。ホリスティック医療では、自発的幸福に至る心的境地を「知足」(足るを知るのこころ)という言葉で表現しています。知足とは、「自分はこれでいいんだ」「満ち足りているんだ」と自然に思えることです。したがって、ありのままの自分を認めて許せる自尊感情をしっかり持てることこそが、真の自発的幸福には重要なのだと考えられます。

また、真の自発的幸福は「ウェルビイング」などとも呼ばれており、マスコミなどにも一時よく取り上げられました。ウェルビイング(well-being)は、直訳するとより良く生きるということです。

これらを踏まえ当院では、治療の最終ゴールは、一人一人が自己実現を果たし、自分を認め、より良く生きていく、つまり真の自発的幸福を得ることにあると考えております。

当院では、うつ病や双極性障害といった気分障害のほかに、不安障害、発達障害など、さま々なこころの病を抱えた方々に、ホリスッティック医療を軸にしたオーダーメイドの治療サービスを展開しております。薬だけの治療に限界を感じている方、病気の経過が長引いて先の見えない不安を抱えている方など、お困りのことがあればぜひ一度ご相談ください。

外来治療でもホリスティック医療は行えますが、ストレスケア病棟「なごみ」において入院での治療も可能です。入院下では、こころと身体と生活のすべてを点検し、さま々な方法を用いて各方面から調整することができます。特に、お薬を調整する場合は副作用が強く生じる場合もありますので、入院をご希望される方もいらっしゃいます。

自然治癒力

ホリスティック医療を軸とした当院での治療(なごみ病棟での治療実施例<うつ病>)

① 症状軽減のための治療

  • 絶対的休息
  • 守られた空間の中で安心感を得る
  • 薬物療法の見直し(最小限の薬剤で効果を実感する)

② 自分を認める自己実現のための治療

自分を苦しめているマインド(偏った信念)に気づく

否定的思考から解放されて自由になる(スピリットの解放)

自尊感情の回復、知足の境地に達する

自分を認める、許す、慈悲の心を取り戻す

上記の自分を見つめていく治療は個々人に合った手法を用いて実施します。

例:認知行動療法、交流分析、ブリーフサイコセラピー、イメージ療法、マインドフルネス、スピリチュアルアプローチ

③ 自分のリラックス度を高める治療

  • アロマテラピー
  • 自然療法(森林療法など)
  • 音楽、絵画、各種作業プログラム

④ ライフスタイル変容のための治療

生活者としての自分のリズムを取り戻す活動

  • リワーク準備プログラム
  • 睡眠改善治療
  • 運動プログラム
  • 食習慣の見直し
  • 他者との交流のきっかけ、気づきを促す集団プログラム

それぞれの病気に関して、「病気について」のページで概略を説明しております。併せてご参照ください。

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